友人と味噌をつくるために玄米の麹をつくる。
麹にするには玄米そのままだと難しい。
ので少しだけ削りたい。
コイン精米機では削りすぎ。はてどうするか。
知人の大工さんちを訪ねる。
「精米機ありますかね?」
「精米機ねぇ・・・。」
あった。
おっほ、かっちょいい。
「最近はもっぱらコイン精米機で、これは使ってないんだわ。でも動くよ。」
さっさっさーと軽くはらって、
ざっさーー。玄米投入。
米がまわっとる。
手に取れるところで循環しながら削るので削り具合を確かめられる。
「どう?」
「いいかね?」
「もう少しか?」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「はい、オッケー!」
さささささーーー。
いやー、楽しい。
「まあお茶でもやっていきねえ。」
「遠慮なくおじゃまします。」
お茶と一緒に出されたのが昆布巻き。
うめえ。
きゅうり、にんじん、なすやらを昆布で巻いて味噌に漬けたもの。
米がすすむ郷土料理。
もちろんこのうちのお手製。
すっとなにげにこんなんが出てくるのがたまらん。
帰りに「持たせてやんねい。」と主人の一言。
ありがたく頂戴。
これは陶芸もやる友人から、卒業、引越し祝にと頂いたもの。
中にはこの辺りの土を使ったものも。
手仕事のやりとり。素敵です。
さて玄米麹はうまくいきますかな。
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