2010年12月31日金曜日

仕事納め

今年のお仕事も無事終了。


酒造りは年明けも続くし中休みみたいな感じ。




毎日どたばたと大運動会の蔵もひっそり。


タンクの中の酵母がプチプチと鳴らす音が心地よい。


来年までしばしさようなら。






さてこの年末年始でどれぐらい雪が降りますかな。

2010年12月27日月曜日

クリスマ酒

今年はなかなか雪が降らん。


こないだやっと積もったけどそれっきり。


ほんま降らん。






でも一回降ったらこんなんなっとる。


すごいね。


いやーわくわくする。




酒蔵は今大忙しでおおわらわ。


大吟醸の仕込みも始まった。


世間はクリスマスで沸いておりましたが特に自分には関係無し。


今年は友人とクリスマ酒。

2010年11月22日月曜日

林道

林道はおもしろい。


くねくねと山から山へ。集落から集落へ。


こっちへ行ったら何があるんか、どんな景色になるんか。


対向車が来んことを祈りながらもわくわくする。


ダム発見。

清水発見。


 一望できる景色はバツグン。気持ちがいい。




この林道も冬になると通行止めに。


雪が溶けるまではさようなら。




さっきNHKでチベット山奥の村のドキュメンタリーやっとった。


その村は2ヶ月間だけ町へ通じる道が開ける村。


それ以外は雪で道が埋まる。


道は4,000m以上の山を越えるがけっぷちの細い悪路を含む片道3日間。


道が開けた期間に馬と自分の足で物資を輸送する。


そこに出てきた男の人は町で洗濯機を買って担いで村に帰っとった。


結婚した時にはタンス、子供が出来た時には乳母車、テーブル、電気が通ったらテレビ。


物が増えていくことが幸せそうじゃった。


不便で危険。でもこの人はこの村で暮らしたいって言っとった。

生井さんと生米

学校の先輩で友人で田舎暮らしを実践する生井さん。


その生井さんから頂いた生米。


かわいい袋で頂きました。


埼玉生まれ埼玉育ちのこのシティーボーイはなかなかおもろい人。


そんな彼のホームページも紹介しときます。


「なまいんち」
http://namainch.jimdo.com

2010年11月14日日曜日

グッドプレイス

お気に入りの場所。




里山の集落を眼下に遠くまで連なる山々。


ん〜日本。




カンカン下の方から聞こえてくる。


百姓仕事の音。薪割りですかな。








手前の山には里山の暮らしの様子が。山の向こうは市街地。


みんな向こうへ下ってしまう。山での暮らしは大変じゃし。


両方とも暮らしがある。不思議な景色。




色付いた葉っぱで真っ赤っか。







ブナ林。もっぱら赤い。





今日も無事日が暮れます。

2010年10月31日日曜日

ケヤキ

古民家の作業終わりに友人の古民家の進捗状況を伺いに。


家に入るやいなや立派な材が。一辺20㎝ぐらいか。



「この木は?」


「ケヤキ。」


シロアリにやられた部分を差し替えるために大工さんが用意してくれたものだと。




下世話なはなし聞いてみた。


「これいくら。」


「いや聞いてない。こえー。」


確かにこえー。今度また聞いてみよ。




ケヤキは日本の広葉樹の中で最良の材木。


古い家を見ると立派なケヤキ材が使われとることも多い。


12の木の古民家にも。


ちなみに神社建築ではヒノキ、お寺建築ではケヤキが欠かせんらしい。ほほう。


なんでかは知らん。




これはうちの近くの立派なケヤキ。



2010年10月27日水曜日

冬の兆し

来た。いよいよです。


4日ぶりに雲がとれた妙高山。




白くなっとる。


予想以上に白くなっとる。


確かに寒かった。


ストーブも焚いてしもうたし。


静かにテンションが上がっとります。



2010年10月24日日曜日

秋晴れ

今日はぽかぽかといい天気。


こんな日は仕事しとる場合じゃない。


合間をぬって少しドライブ。




下の方に市街地。




この近くにもちゃんと集落があって人が住んどる。


すごいのう。自分が持つ田舎のイメージをもっと超えた場所。




しかしひさしく山にも登ってない。


こんな日に登っとったら気持ちいいじゃろうに。




ついでに友人宅にも訪問。


友人も古民家をコツコツと改修中。


こんな日にのんびり作業できたら幸せですな。




中も少し拝見。





かっちょいい。


やっぱ梁が見えるのはいいのう。




茅の上にカマキリ。




カマキリの産んだ卵のところまでその年雪が降るとかなんとか。


この位置に産まれるとなると今年は5mぐらいの積雪か。


大変。




家に帰る頃にはおぼろ月が。




朝昼晩気持ちいい。


明日もお願いします。

2010年10月10日日曜日

古民家の住人

連休初日。


本日は古民家での作業。


古民家にはいろんな住人が。


資材置場から突然出てこられたのがこの方。






これだけでかいとなかなかの迫力。




海外からの来訪者も。




ようこそJAPAN。




古民家作業の様子はリンクのこちらからどうぞ。


「12の木物語」
http://12arbres.artnais.net



2010年10月3日日曜日

iPhone 4 はみな変えてくで。もういっぺんの。

iPadにひきつづき。


ようできとって。




「田んぼが一反かぁ思うたら・・・」ゆーて。



2010年10月2日土曜日

甑(こしき)

10月に入りました。


いよいよ酒造りも始まります。


お酒をつくるにはざっくり言うと麹(こうじ)とお米と水が必要。


麹にするにもまずお米。


お米をまず蒸します。




甑っていう大きな釜でもくもくと蒸します。


この中にお米が。


圧巻です。


あっつい蒸気です。



2010年9月22日水曜日

いい香り

最近日が暮れると車の窓をあけて走るのも少し肌寒くなってきた。


空気が澄んできた感じ。


そんな中いい香りがする。


稲刈りしたあとのにおい。


少し肌寒くても窓全開で田んぼの中を走るのが気持ちいい。


収穫まっ盛り。




いよいよ始まった稲刈りの様子を見ようと少しどらいぶ。








平地と山間では稲刈りの様子もちょっとちがう。




すれちがう軽トラにはほっかむりしたばあちゃん。


カブにはねじりはちまき、片手にスコップのじいちゃん。


なにやら運動会みたいで楽しい。


もうしばらく窓はあけて走ります。



来訪者

先日友人が訪ねてきてくれました。


こっちに移って初の来訪者。


んなわけで少し観光。




戸隠神社。




パワースポットはこの日も大盛況。




訪ねてきた友人の中には坊さんも。その坊さん仲間のところにも。




この坊さんしかりそれぞれに活動する馴染みの人間に会うのは新鮮。


今回はどたばたと動き回ったけどまたゆっくりしにどうぞ。


じっくり過ごすのにいいところなんで。


合掌。



2010年8月13日金曜日

お仕事

気づけば全然更新しとらんかった。


最近いろいろドタバタしとって。


いろいろドタバタしとったってお仕事が決まりました。


酒蔵です。


お酒つくります。


今月頭から働かせてもらってます。


お酒の香りの中で。


分からんことだらけなんでまた勉強です。




これ、ボンボンと湧き出る水。これ使って酒つくります。


手前の葉っぱはわさび。


仕事の合間に飲んでます。水を。




たまにスイカが浮かんどる。


涼しげ。




明日から盆休み。


お疲れさんということで仕事上がりにお酒を一本いただきました。


ゆっくり晩酌というところじゃけどこれから広島に一時帰宅します。



2010年7月18日日曜日

梅雨も明けました。


夏になりました。


今日も暑かった。


広島に少し帰りたくなりました。





インフラフリー

ちょっと前に知った言葉「インフラフリー」。


インフラとは、「道路、通信、公共施設とか産業や生活の基盤となる施設」のこと。


らしい。


ライフラインとされるもんももちろん含まれとります。


「インフラフリー」は、そのインフラに頼らないということ。


なかなか興味深い。


今はインフラにどっぷりと浸かっとりますけど。




この「インフラフリー」の研究で知られる外人さんは捕まったらしいです。



オニヤンマ

トンボひさしぶりに捕まえました。




やっぱオニヤンマはでかいですわ。


色使いもナウいかんじですな。


ケツに産卵管みたいなんがあるんでメスかと。


しかし見れば見るほどすごい顔しとる。






死んだらこの緑は黒くなるらしく、これは生気に満ちあふれとる。




日本ではトンボは勝ち虫として縁起物とされとったらしく、


「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」を表すものとして


武士に好まれとったらしい。



なにやら学校の外でやっとる。


これ葛(クズ)。

葛は秋の七草のひとつ。

オミナエシ、オバナ(ススキ)、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギ。

この葛から葛粉を採ろうとしとるらしい。


洗って、


つぶして浸して、


裂いて放置。


上澄みを捨てて不純物取って残ったのがこれらしい。


少な。


葛は昔から食用にしたり葛布にしたり。

排除するのが大変で、今ではやっかいもの扱いじゃけど。

「葛」っつう名前、

大和国(今の奈良県)の国栖が葛粉の産地じゃったことが由来らしい。

英語名は「kudzu」で「クズー」だそうで。